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ブログのネタ選定&キーワード作りの事例③【炎上編】

世間に大きなインパクトを与える出来事は、新しいキーワードが次々と生まれやすいです。

インパクトを与える話題の中でも分かりやすいのが、「炎上」です。

2022年5月21日にも、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる』の放送後に「マナー講師の平林さん」に関する炎上がありました。

こういう炎上では、ユーザーの検索数が急に上場し、Google検索やTwitter検索に“ある動き”が出てきます。

つまり、炎上を通して、世の中が注目している話題で記事を書くときの、GoogleやTwitterを使ったキーワードの作り方を学ぶことができます。

ということで、テレビ番組の炎上の事例として『チコちゃんに叱られる』の話題を扱い、「キーワード先行型×リアルタイム戦略」のキーワードの作り方について解説していきます。

ちなみに、今回のキーワードの作り方は「炎上」に限った話ではなく、大きな話題のときにも使えます。

では、いきましょう。

目次

キーワード先行型×リアルタイム戦略の基本

キーワード選考型の場合は

  1. メインのキーワードを決める
  2. サジェストキーワードを探す
  3. キーワードの検索意図を読み取る
  4. キーワードを組み立てる

という流れでキーワードを作っていきます。

で、リアルタイム戦略の場合は、超短期間のリアルタイムで生み出されているキーワードを補助的に使用します。

そのため、長期間で蓄積されているキーワードを表示させるラッコキーワードを使用することができません。

また、同様の理由で、GoogleやYahooの検索窓または検索結果の下部にある、関連検索キーワードも使えません

じゃあ、どこのキーワードを使えばいいのかというと、

  • Twitterのサジェストキーワード
  • Googleのサジェストキーワード

を使います。

これらのキーワードは、比較的早くにリアルタイムで今話題のキーワードを表示してくれるので、リアルタイムでキーワードを入手したいときは役立ちます。

こういうリアルタイムで得たキーワードを「サポートアイテム」としてキーワードを作る方法を詳しくお伝えします。

STEP①:メインのキーワードを決める

『チコちゃんに叱られる』の炎上騒動の概要をまず確認しておきましょう。

簡単にいうと、マナー講師の平林都さんが厳しい指導(演出だけど…)でスタッフを泣かしたということで炎上しています。

さて、まずは、軸となるメインキーワード(一語目)のキーワードを決めるにあたり、人々がどこに注目したのかを見る必要があります。

そんなときに役立つのがTwitterです。

2022年5月21日当日のTwitterサジェスト画面を使って解説していきます。

Twitterサジェストは、ツイート数や話題度から、多くの人が関心を持っているワードを自動的に提示してくれます。

なので、Twitter上で炎上が起きている場合は、Twitterのサジェストが使えます。

例えば、番組名の一部である「チコちゃん」というワードをTwitterの検索画面に入れると、

「こういうキーワードが話題ですよ!」とハッシュタグやサジェストキーワードを出してくれます。

  • #チコちゃんに叱られる
  • チコちゃん
  • チコちゃん 平林

という単語があります。

なるほど、平林さんにみんな注目しているみたいですね。

じゃあ、「平林」でTwitter検索してみよう。

サジェストキーワードが出ていますね。

  • 平林 炎上
  • 平林 チコちゃん
  • 平林先生

「平林」さんと「チコちゃん」と「炎上」というワードは大切そうです。

じゃあ、今回の話題の内容「マナー」と打ち込んでみましょう。

「マナー講師」とサジェストキーワードが出てきました。

続けて「マナー講師」と入力すると、

これも、サジェストキーワードが出てきますね。

  • マナー講師
  • マナー講師 チコちゃん
  • マナー講師 平林

「マナー講師」というワードも使えそうなかんじはします。

しかし、どこに注目したらいいかは分かりましたが、具体的に何を知りたくて検索するのかは、イマイチこのTwitterサジェストからは分かりませんでした。

※Twitterサジェストから、具体的に知りたいことが分かる場合もあるが、今回は分かりにくかった

そこで、次はGoogleサジェストを使って、検索されそうなことの見つけ方をお伝えします。

STEP②:サジェストキーワードを探す

Twitterサジェストで、どういうワードに多くの人は注目しているのか、が分かりました。

  • チコちゃん(番組名)
  • マナー講師の平林都さん(炎上した人)
  • 炎上(という状況)

このあたりは、まずは押さえておきたいですよね。

そして、次に考えなくてはいけないのは、ユーザーは何が知りたくて(何を求めて)検索するのかということです。

こういうときに役立つのが、Googleのサジェストキーワードです。

Googleのサジェストキーワードは、単語の一部を入力すると、

  • その単語に関するリアルタイムで検索されているキーワードを表示
  • その単語に関するキーワードをAIが予測して表示

してくれます。

例えば、「チコちゃん マナー講師」と入力すると、

こんなかんじで、関連するキーワードを表示してくれます。

  • チコちゃん マナー講師 動画
  • チコちゃん マナー講師 再放送
  • チコちゃん マナー講師 塩山
  • チコちゃん マナー講師 スタッフ
  • チコちゃん マナー講師 twitter
  • チコちゃん マナー講師 フォーク
  • チコちゃん マナー講師 nhk
  • チコちゃん マナー講師 youtube

というワードが出てきました。

注意しないといけないのが、これらのキーワードで記事を書けばいいかと言われれば、必ずしもそうではないということです。

この表示されているキーワードを使ってもいいのですが、きちんと検討する必要があります。

  • 個人ブログでも検索順位がとれるキーワードか?
  • 大手ニュースサイトが出てくるキーワードではないか?
  • そもそも検索されるキーワードなのか?

このあたりを吟味する必要があります。

次のステップでは、どのキーワードを狙うべきなのかを検討し、キーワードの検索意図を読み取っていきます。

STEP③:キーワードの検索意図を読み取る

さきほど抽出したキーワードの検索意図を簡単に読み取っていきます。

Twitterのサジェストやニュースになっている内容からも「炎上したところ」に多くの人が注目していることは明らかです。

それを踏まえ、次のキーワードを見てみましょう。

  • チコちゃん マナー講師 動画
  • チコちゃん マナー講師 再放送
  • チコちゃん マナー講師 youtube

これらのキーワードのざっくりとした検索意図は

  • 炎上のきっかけとなった動画を見逃したから見たい
  • 炎上シーンを見て自分も話題に加わりたい
  • 炎上のシーンをもう一度見返したい

ですよね。

人間は野次馬の性質(本能)をもっています。

いつもと違ったことが起きていれば、その現場にたくさんの人が集まっていれば、自分も”その非日常”を見てみたいと思うのは自然なことでしょう。

今回の場合だと、野次馬が見たいと思う対象は

  • 平林都さんが女性スタッフの塩山さんを厳しく指導するシーン
  • 女性スタッフの塩山さんが泣くシーン

このあたりですよね。

こういうシーンを見たいんだなという具体的なことをイメージしておき、「そのシーンを見たい人はどういうキーワードで検索するのだろう?」と考えます。

単なる「動画を見たい」ではなく、「〇〇のシーンが映った動画を見たい」と具体的にイメージすることが、検索意図を読み解く上で重要なことです。

あとはキーワードを組み立てていくだけです。

STEP④:キーワードを組み立てる(前編)

今回TwitterやGoogleのサジェストキーワードを使うといいましたが、あくまでも補助的に使うことがポイントです。


例えば、

  • チコちゃん マナー講師 動画
  • チコちゃん マナー講師 再放送
  • チコちゃん マナー講師 youtube

というキーワードがサジェストキーワードとして手に入りましたが、「チコちゃん マナー講師 youtube」は僕たちが狙うキーワードではありません。

なぜなら、ブログではなくYouTubeで見たいと思っているが検索するキーワードだからです。

もちろん、「YouTube」というキーワードを狙う方法もなくはないですが、基本的にプラットフォーム系のワードは使わないというのが基本です。

プラットフォーム系のワードというのは、例えば、

  • Twitter
  • インスタ

ですね。

こういうプラットフォーム系のキーワードは、

  • そのプラットフォームで〇〇の情報を得たい
  • そのプラットフォームの〇〇さんのアカウントを知りたい

ということが多いですので、無闇に使うのは危険です。

というように、キーワードを組み立てていくうえで、サジェストキーワードに過度に期待せず、「ヒント」程度に思っておくことが大事です。

STEP④:キーワードを組み立てる(後編)

それではキーワードを組み立てていきましょう。

材料の準備

まずは、キーワードを組み立てる材料を一旦出してます。

今までのサジェストワードを整理すると、必須単語としては

  • 人物名:平林都
  • 肩書き:マナー講師
  • 番組名:チコちゃん(に叱られる)
  • 現象:炎上
  • 求めているもの:動画

があります。

これらを軸にさらに具体的に使えそう(使うか分からないが)なサジェストキーワードを書き出すと、

  • チコちゃん マナー講師 再放送
  • チコちゃん マナー講師 塩山
  • チコちゃん マナー講師 スタッフ
  • チコちゃん マナー講師 フォーク

このあたりですよね。

さらに、鉄板キーワードも使えるとサイコーです。

今回の場合だと「〇〇 見逃し 無料」というワードを一緒に使ってもいいかもしれません。

組み立て作業の方針

用意した材料の単語を使って組み立てていきます。

細かなところなのですが、次のような方針を立てることも重要です。

  • 平林都が「チコちゃんに叱られる」で炎上した
  • 「チコちゃんに叱られる」に出演したマナー講師が炎上した

あなたなら、どちらの方向性でいきますか?

どっちも同じだろうと思われるかもしれませんが、こういう細かなところがキーワード選定では肝になるんですよね。

前者だと「平林都」という名前を検索ユーザーが認知しているパターンです。

これは「平林都」という単語を先頭に持ってきてもOKな場合です。

後者だと「平林都」という名前を検索ユーザーが認知していないパターンです。

これは「平林都」という単語を先頭に持ってきてはいけない場合です。

番組名の「チコちゃんに叱られる」を先頭に持ってくるべきです。

で、何が言いたいかというと、検索ユーザーの頭の中に「平林都」が存在するかどうかなんですよね。

当たり前の話なのですが、検索ユーザーの頭の中にない単語では検索しません。

だから、何をメインにするのかを検討する必要があります。

僕はこれを「主役問題」と呼んでいるのですが、ブログが弱いときは何を主役にするのかによって、アクセスが変わることも多いです。

組み立てたキーワード例

あくまでも一例ですが、僕ならこういうキーワードを狙って記事を書きます。

キーワードを狙うというのは、タイトル作成に何のキーワードを優先的に使うのかという意味です。

「平林都」を認知している人が多数派の場合

  • 平林都 チコちゃん 炎上 動画 見逃し(再放送)無料
  • 平林都 チコちゃん 女性スタッフ(塩山)泣いた シーン
  • 平林都 チコちゃん フォーク 動画 見逃し(再放送) 無料

「平林都」を認知していない人が多数派の場合

  • チコちゃん マナー講師 炎上 動画 見逃し(再放送)無料
  • チコちゃん マナー講師 女性スタッフ(塩山)泣いた シーン
  • チコちゃん マナー講師 フォーク 動画 見逃し(再放送) 無料

こんなかんじですね。

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